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ある日、ニニギが笠沙の岬へ向かった時に木花咲耶姫(コノハナノサクヤビメ)という美しい姫と出会います。ニニギはコノハナノサクヤビメを妻としますが、一夜で子供が生まれてしまいました。ニニギは自分の子ではないと疑います。




邇邇芸命 |
ニニギノミコト |
木花開耶姫命 |
コノハナノサクヤビメ |
北口本宮冨士浅間神社 |
(山梨県富士吉田市) |
他

●海幸彦と山幸彦の神話(宮崎県青島・長崎県対馬市)
コノハナノサクヤビメが産んだ海幸彦と山幸彦の二柱は性格が全く異なった兄弟でした。海幸彦(兄)は海で魚を採り、山幸彦(弟)は山で狩りをして暮らしていました(宮崎県青島)。
ある日、弟の提案でお互いの道具を交換しようということになりました。気乗りしない兄はしぶしぶ承諾して山へ出かけ、弟は喜んで海へ出かけて行きました。
しかし、道具の扱いに慣れない二人には収穫が何もなく、しかも弟は兄が大事にしていた釣り針を失くしてしまいました。弟は何度も兄に謝りますが許してもらえません。
弟はしかたなく自分の剣を溶かして、沢山の釣り針を作り、兄へ差し出して謝りますが、それでも許してもらえません。意地の悪い兄は、広い海から失くした釣り針を必ず見つけてくるように言います。
ある日、弟が海辺で悩んでいると老人:塩椎神(シオツチノカミ)が現れ、海の国へ行けば釣り針の手がかりがあると言われました。
弟は早速、海の国へ向かいました。海の国に着くと綿津見の神(ワタツミノカミ)から大いに歓迎され、盛大なもてなしを受けました。楽しい日々が続き、ワタツミノカミの娘:豊玉比売命(トヨタマヒメ)と結婚しました。
釣り針の事もすっかり忘れるほど楽しい日々が続きました。三年が過ぎた頃、ふと釣り針を探しに来た事を思い出し、今までのいきさつをトヨタマヒメに打ち明けました。
トヨタマヒメから事情を聞いたワタツミノカミは広い海から全ての魚を集めました。その中に元気のない一匹の鯛がいました。調べてみると喉に釣り針が引っ掛かっていました。
ワタツミノカミは鯛から釣り針を抜き取り、二つの玉を授けて言いました。「この釣り針をお兄さんへ返す時に呪文を唱えながら返すのです。そして、お兄さんが丘に田を作れば低地に田を作り、低地に田を作れば丘に田を作りなさい。
やがてお兄さんが貧しくなり、あなたを憎んで大勢で攻めてきたら、この玉で溺れさせ、許しを乞うてきたらこの玉で助けてあげなさい。」弟は地上に戻り、言われたとおりにすると、兄は貧しくなり、弟を憎み攻めてきました。
弟は二つの玉を使いました。すると兄は反省して「これからはあなたを守る役を勤めます」と誓いました。
コノハナノサクヤビメが産んだ海幸彦と山幸彦の二柱は性格が全く異なった兄弟でした。海幸彦(兄)は海で魚を採り、山幸彦(弟)は山で狩りをして暮らしていました(宮崎県青島)。

火遠理命(山幸彦) |
オホリノミコト |
豊玉比売命 |
トヨタマヒメ |
塩椎神 |
シオツチノカミ |
青島神社 |
(宮崎県宮崎市) |
他

やがて、出産間近のトヨタマヒメが弟(ヤマサチヒコ)のいる地上に尋ねてきました。トヨタマヒメはこれから出産する自分を見ないように約束しますが、ヤマサチヒコは産屋を覗いてしまいます。産屋の中では鰐ザメが苦しんでいました。
正体を見られたトヨタマヒメは悲しくなり、子供を置いて海の国へ帰って行きました。
しかし、子供が気になったので、妹の玉依毘売命(タマヨリヒメ)を子供の養母として遣わしました。子供は鵜草葺不合命(ウガヤフキアエズ)と名付けられます。
ウガヤフキアエズはやがて養母のタマヨリヒメと結婚し、四柱の子供を産みました。最後に生まれた四番目の子供の名は、神倭伊波礼毘古命(カムヤマトイワレビコ)といい、後に初代天皇である神武天皇(ジンムテンノウ)となりました。


玉依毘売命 |
タマヨリビメ |
賀茂建角身命(八咫烏) |
カモタケツヌミノミコト |
下鴨神社 |
(京都市左京区) |
他

ある日、夕暮の美々津海岸(宮崎県日向市)で、イワレビコ(神武天皇)はこの国を繁栄させるにはどうすべきかを思案していました。
その時、夕日の中から塩椎神(シオツチノカミ)が現れ、東へ向かって船を漕ぎ出せばよいとのお告げをもらいます。
さっそく仕度と整えたイワレビコは翌朝早く、数人の家来と共に東へ向けて船を出しました。
しかし、行く先々の海は大荒れで、行く手を阻むさまざまな神々から多くの試練を与えられます。
ようやく熊野(三重県)に辿り着いた頃には疲労が限界を超えていました。 その様子を高天原から見ていたアマテラスは、以前に国譲りの交渉を任せたタケミカヅチにイワレビコを助けるように命じました。
タケミカヅチは光り輝く一刀の剣をイワレビコに与え、これから先の道案内として三本足の八咫烏(ヤタガラス)を同行させました。
一行は熊野の山中で地元の豪族と何度も戦います。剣と八咫烏のお陰でどうにか奈良へ到着したイワレビコは、その地をこの国の都と定め、ようやく神武天皇として即位(紀元前660年頃)しました。都はほどなく反映し、この国の礎となりました。



神武天皇 |
ジンムテンノウ |
宮崎神宮 |
(宮崎県宮崎市) |
他

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